鍵が回らない・ささらない・開かないときの3つの対処方法

玄関の鍵を開けようとしていつも通り鍵を刺しても回しづらかったり、そもそもうまく刺さらない、回すことはできたけど鍵が抜きづらくていつか折れてしまわないかがすごく心配。そんなお悩みは無いでしょうか。 鍵はほぼ毎日ずっと使うもの。鍵ももちろん劣化しますし、鍵を入れる鍵穴（シリンダーと呼びます）も劣化していきます。特に家の玄関ドアは外に向かってカギ穴があるため、子供のいたずらや台風、嵐のときにホコリや土などのゴミが入ってしまい、それが鍵が回らない・抜けないなどの原因になることが多いです。 鍵穴の調子が悪いなどの兆候が見えていたら、シリンダーの掃除をしてみるなど、早めの対処が必要です。鍵が回りにくい・鍵が引っかかって抜けにくいという症状は、「このままでは、近いうちに鍵が壊れてしまいますよ」という、控えめなサインなのです。

鍵が回しづらい・抜き差ししにくいというような、壊れる直前の兆候がまったくないまま、鍵が回らない・鍵が刺さらない・鍵が抜けないといったトラブルが起こってしまうこともあります。そういった場合は、早急にシリンダーの修理・交換が必要になります。DIYで対処できるだろうと考える方もいらっしゃるかもしれませんが、鍵修理・鍵交換は手間と労力のかかる作業ですし、毎日使うわりにシリンダーは繊細な部品です。作業後の防犯性能の確保と作業時間の短縮のためにも、鍵のトラブルが起こったときは鍵の専門家である鍵屋にお任せいただくのがおすすめです。出張専門鍵屋 鍵の特急マスターは最速20分で駆けつけ・作業時間は30分程度と、気になっているそのタイミングですぐにトラブルを解消できます。鍵開けや修理、鍵交換については、作業料金+部品代というかたちで対応いたしております。部品代は扱う鍵の種類によって金額が変わりますので、まずはお電話下さい。相談・見積もりはもちろん無料です。
エントランスと連動しているマンションの鍵については、個別注文になりますので納期が1ヶ月程度かかってしまうのはどこも同じですが、鍵の専門業者であれば、盗難などで鍵交換をお急ぎの場合には仮鍵（有償）を設置するなど、トラブル状況に即したご提案ができます。

鍵が回らない・鍵穴に刺さらない・開かない原因

異物が詰まっている

いたずらや台風や強風などによる鍵穴に異物が詰まって鍵がささらない、開かないやことがあります。木くずや埃、ボンドや接着剤、ガム、小石など現場にお伺いすると「え！こんなものが！？」という物が詰まっていることもあります。異物が詰まっている場合、無理やり鍵を開けようとすると異物がより奥に入ってしまい、シリンダーを壊してしまう危険があります。

自己対処のよるもの（鍵穴に油をさしたなど）

家の引き戸や玄関ドアなどの動きが悪いと市販の動きをスムーズにする油を塗布することも多いかと思います。それと同様に鍵穴にも自己判断で油をさす方がいますが、絶対おやめ下さい。鍵穴の内部はシリンダーやタンブラーなど精密な構造となっています。ピンのバネの上げ下げとかみ合いがあることで鍵の開け閉めは制御されます。クレ556などの油によりホコリと屑が付着しやすくなり、開錠できない原因となります。

鍵の老朽化によるもの

鍵にも経年劣化があります。使い続けることでサビや摩耗で回りづらい、開かないが発生します。ドアにいたずらされたとのご相談で伺ってみると経年劣化による鍵・シリンダーの不具合だった事例もあります。鍵の点検を行い、経年劣化によるトラブルだと確認された場合、すぐに鍵交換をすることをオススメします。

合鍵の不具合

鍵が回らない、抜けない、ささらないとお困りのお客様は、お使いのカギが合鍵だという場合が多くあります。メーカーの純正カギにはロゴが刻印されています。なければ合鍵の可能性が大きいです。いくら精巧な合鍵といえど、純正には精度でも強度でも劣ります。合鍵を毎日使うことで鍵穴が元の形から少しづつ削られて歪んでしまい、トラブルの原因になることがあります。純正のカギがない場合は防犯性からも考えて鍵交換が得策かもしれません。

思い当たる原因はありましたでしょうか？「この程度で電話するのはどうかしら」と思われるようなことでもまずは鍵屋にご相談ください。急いで出かける矢先など、嫌なタイミングで鍵トラブルに見舞われないためには、早めの対処が大切です。

対処方法

鍵穴のゴミを掃除機で取り除く

掃除機を使って鍵穴に詰まっているゴミを取り除いてみましょう。掃除機のヘッドの部分を外して、鍵穴に向けてスイッチオンするだけです。
※掃除機で吸えないような場合は無理をせず鍵屋にご連絡ください。ヘアピンなどの細い金属などで取ろうとすると、シリンダーが傷つき修理ができなくなってしまう場合があります。

シリンダー専用の潤滑剤を入れる

潤滑剤を使用すると、鍵が刺しやすくなることがあります。シリンダー専用の潤滑剤は主に鍵屋で取り扱っていますが、ホームセンターやWebショッピングで買うこともできます。
※自動車や自転車などに使うような潤滑油やクレ556、食用油などは絶対に使用しないでください。シリンダーがさらに劣化し、突然壊れてしまう恐れがあります。誤った潤滑油を使用してしまった場合、シリンダーの洗浄が必要です。放置せず鍵屋にご相談ください。

鍵自体を掃除して鉛筆をグリグリと塗りこむ

ハブラシで汚れを掻き出し乾いた布で拭くなど、鍵自体をケアします。キーケースを使用して、日常の汚れから守るのもよいですね。鍵が汚れたからといって、酸やアルカリ、塩素系の化学薬品などの製品で洗浄すると傷みの原因となってしまいますので避けてください。鍵の汚れを落としたら、鍵山もしくは鍵表面のくぼみ部分を鉛筆でグリグリとなぞっておきましょう。鉛筆の芯に含まれている鉛が滑りをよくして、鍵穴に鍵を刺した際に刺しやすくしてくれます。

鍵・シリンダーは精密機器です。自己流の対処は突然の閉じ込めや鍵折れなどさらなるトラブルを招く可能性を高めてしまいます。安全性の観点からもぜひ一度、鍵の専門業者にご相談ください。

予防方法

定期的に上記に書いたことを実践すればシリンダー錠もカギ自体も寿命が伸びるので、おすすめです。掃除機の代わりにエアダスターを使ってもよいのですが、シリンダーは比較的密閉された空間なので、誤った吹きかけ方をすると逆にゴミが奥に詰まってしまうような場合もありますのでご注意ください。鉛筆はHBなどの芯が硬い鉛筆はやりづらいので、Bや2B以上の柔らかい芯を使うのをオススメします。最近は太めのシャープペンシルが流行っているのでそれを使うのもおすすめです。

錠前やドアノブの表面材はステンレス、アルミニウムなどが使われていますが、さびに強いステンレスといえども塵やほこり、泥等の汚れが付着したまま放置すると表面が浸食され錆びる原因となってしまいますので、定期的なケアが必要となります。水で落ちない汚れがついた場合は中性洗剤を含ませた布でふき、その後に水ぶき、乾いた布で乾拭きをすると綺麗になります。雨風が掛かった時は水ぶきのあとに乾拭きをするだけで綺麗になります。定期的なお掃除としては乾拭きだけで大丈夫です。錆びてしまうと鍵交換になってしまうことがほとんどですので、定期的なケアを含め汚れた時には素早く掃除する事が必要です。

修理・交換にかかる費用はいくら？

どんなにきちんとケアをしても、鍵トラブルが起こってしまう可能性はもちろんあります。そんなときは鍵屋に依頼して修理または交換するか、ホームセンターで新しいシリンダーを購入し自分で交換するかのどちらかしかありません。

弊社（鍵の特急マスター）にご依頼頂いた場合ですと、作業料金+部品代というかたちになります。※更に請求項目を追加してくる業者もおりますのでご注意ください。DIYの場合、鍵交換の費用は部品代だけ（鍵のグレードにより金額は変動）です。

詳しい料金はこちらから

費用だけで比較すると、ご自身でシリンダー交換をしたいと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、やはりおすすめはできません。鍵・シリンダーは精密機器です。うまく取り付けられたようにみえても、ビスやネジなどの細かい部品が正しい場所にしっかり取りつけられていないと、交換後、早い段階で突然ドアが開かなくなったり、きちんと閉まらなくなってしまいます。防犯面でも問題で、鍵の開けやすい家を常に探しているプロの空き巣は、鍵の不具合を見逃しません。せっかくピッキングに強い鍵に交換しても、シリンダーの緩んだ隙間から鍵を破壊されてしまっては意味がありません。結局、鍵屋を呼んで再交換、「節約したつもりが逆に費用がかさんでしまった」とおっしゃるお客様が、残念ながら多くいらっしゃいます。

ご自身で鍵修理や鍵交換を行って、大丈夫だろうかと不安に思いながら過ごすのは辛いですし、慣れないDIYに貴重な休日を費やしてしまうのはもったいないです。 鍵屋に作業を丸投げしてしまえばシリンダーの種類や取り付け方をネットで調べたりする面倒もなく、30分程度の作業時間で鍵トラブルは解消、あとは心置きなくいつもの生活に戻って頂けます。

やっぱり開かない、回らない。そんなときはプロの鍵屋に任せましょう。

鍵やシリンダーの掃除をしてみても、やっぱりカギが回らないときや刺さらない、抜けないときは無理をせずに鍵の専門業者にお任せください。鍵の特急マスターなら土日祝日もOKの365日年中無休ですので、当日すぐに来てほしいときも最短20分で駆けつけます。もちろん、お電話でご相談いただき、後日お客様のご都合の良い日時に出張予約をしていただくことも可能です。出張料やお見積り料、キャンセルは無料ですので、まずはお気軽にお電話ください。